「シルクロード」関連書籍。その2.

昨日に引き続き、今回は旅行記の類をを少し紹介します。

「シルクロード」の名を冠した旅行記といえば、ここ三十年の間に日本人によって書かれたものだけでも、それこそ嫌になるほど出版されているようですが、生憎ながら私はその手の本(例えば、井上靖などの作家が書いた紀行ものなど)は全くといってもいいほど読んだことがないので、ここで紹介することも出来ませんし、また紹介する気もあまりありません。
読めば読んだで、何か面白いことが書いてあるのかもしれないのですけれど。

それでは、どのような書籍を今回紹介させて頂くかとといいますと、
19世紀から20世紀にかけてイギリス人やロシア人が記した、彼らの新疆滞在中の記録に関するものです。

極私的なことなのですが、
(まあ、ここには極私的なことしか書いていないといえばそうなのですけれど)
昨年の四月から年末まで、母校で東洋史の院生に混じり宋代中国人が残した旅行記(『高昌行程録』『長春真人西遊記』)を読んでいたのですけれど、その際に著者たちの辿った道を考える上で、白水社から出ている「西域探検紀行全集」というシリーズに収められている本を結構参照にすることが多かったのですね。

で、そのうちの幾つかは古本屋で見つけたりして購入したのですが、それが近年になって復刊されたようで。読み物としても面白いので、紹介してみようかと。

ただ一冊五千円弱と、結構高いのですよね。それがちょっと。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560031460/qid=1105370291/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-8358258-8437121
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560031487/qid=1105370291/sr=1-4/ref=sr_1_10_4/249-8358258-8437121
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560031479/qid=1105370291/sr=1-5/ref=sr_1_10_5/249-8358258-8437121
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560031509/qid=1105370435/sr=1-11/ref=sr_1_0_11/249-8358258-8437121
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560031517/qid=1105370435/sr=1-13/ref=sr_1_0_13/249-8358258-8437121

旅行記の紹介が終わったところで、次回紹介する本のジャンルといきたいのですが、
その前に少し。

私、前回の書き込み以後、少し思うところがありまして、次回以降はタイトルを除き、出来るだけ「シルクロード」という言葉は使わないですますようにしたいと考えています。
理由は話せばながくなるので、また後ほど書かせて頂きたいと思います。

次回は考古関係で少し。

それでは。






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この記事へのコメント

Divane@宿主
2005年01月17日 23:52
自己レスになりますが…。

上述の旅行記とは他に、面白い本を見つけたので、書いておきます。

渡辺義一郎編訳『中国歴代西域紀行選』ベースボール・マガジン社、1997。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4583034083/qid%3D1105972386/250-3953920-0855452

漢語で記された中国から新疆方面への旅行記をアトランダムに撰んで訳した、というのが同書の中身から受ける印象なのですが、「穆天子傳」「使于てん国記」「河源記」「伊犁日記」「西域水道記」「莎車行記」「衛蔵道場勝迹志」「寧海紀行」「タクラマカン沙漠横断記」と一般的にはあまり紹介されていない紀行文・地理志を訳しているところが、中々面白いのではないかと感じました。
ただし、各旅行記の底本などに関する記載が一切見られないなど、何かの資料として用いるには、かなり不十分なものではないかとも思います。
(そもそも、冒頭に「穆天子傳」を持って来たところからしてアレなのですが)
純粋に読み物として楽しむのがよろしいのではないかと。
わかりません
2012年01月17日 18:18
逝ってよし(*´ω`)$ http://s.64n.co/

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